第53話 けさはおたのしみでしたね

"エクシード"

このワードを聞いて、みんなは何を想像するでしょうか?

「超える」という意味の英単語でしょうか?

それとも、遊戯王のエクシーズ召喚でしょうか?

 

僕が在籍している某音ゲーサークルに古くからいるメンバーの方は

真っ先にある場所が思い浮かんだのではないでしょうか?

そう。京都の木屋町です。

阪急京都河原町の出口1-Aから出てすぐそこの、某『風俗』です。

 

 

『ことば』とはとてもおもしろいもので、

1つの単語でも様々な意味を持ちます。

また、字面から意味が判断され、

なかった意味が加えられることもあります。

 

「性癖」がその最たる例でしょう。

性癖とはどうやら「性的嗜好」のことを指しがちですが、

本来の意味としては単に「生活上の癖」のことを指します。

 

また「風俗」というワードも今では主に

「性的サービスを行う業界」

を指しがちです。

 

本来は衣食住などの日常生活の中での風習や文化の特色を指していました。

(まぁ今の意味はこの本来の意味の中に含有されているわけですが。)

なので、『風俗』というワードは思いの外いろいろなところで見ます。

 

 

とまあ、話がそれたので本線に戻るとして、

何が言いたいのかというと、

「風俗に行ってきた」

のです。しかも、エクシードに。

 

中々、風俗を利用したとしても、店名を出すことは稀でしょう。

というのも、多くの場合は「場所」よりも「行為」に意味があるからです。

今回の僕の経験も当然「行為」にも意味はあるのですが、

どちらかというと、今回は「そこへ行ったという実績」が重要でした。

 

僕のTwitterをさかのぼってみると、エクシードというワードは

約4年前にはすでに知っていたことになります。

 

しかも、EXCEEDというワードが好きすぎて、曲まで作ってしまいました。

(なおこれが僕の初DTM曲でした。今でもサンクラで聞けます。)

 

 

これほどまでにネタにしておいて、一度も足を運ばないのは失礼だ。

そうは思っていたものの、やはりチキンな僕は中々一歩が踏み出せず、

とうとう4年もの歳月が経ってしまいました。

 

そんな中、前回のブログでも記載したように、

何故か近頃、昂ぶってしまったというか、拗らせたというか。

その中でも最悪の手段とまで言っていたのに

「お金を払ってでもいいから、経験をしたい」

と思うようになりました。

 

ここまで来たなら、あとは

「いつヤるの?」

という話です。

今であることは確かなのですが、やはり一歩が踏み出せません。

 

こういうとき、お酒の勢いって便利ですよね。

いつもなら嫌厭しがちなことも、多少はできるようになります。

僕はこうやって『風俗』に行くことになりました。

 

ーーーーーー以下、本編ーーーーーー

さてさて『エクシード』とは一体何なんでしょうか?

その答えは簡単で、ぽっちゃり系専門のファッションヘルスです。

なので、本番行為はありません。

 

まずはお相手選びです。

昔から話題になっていた人がいたのですが、

残念ながら今日はいませんでした。

 

そこで、新たな子を探す必要があったのですが、 

サイトに乗っている写真を見た印象でお相手を選びました。

その子に時間も合わせ、開始凸することにしました。

これが2日前の話です。

 

仮予約時は、やっちゃったな~、と若干後悔してたものの、

当日まではさほど意識することはなく、

なんだかんだいつも通りの日常を過ごしたように思います。

 

しかしながら、当日となると話は別で、

いつもなら朝起きて二度寝しているはずですが、

どうなるのだろうという不安と、寝過ごしてはいけないという義務感で、

起きていることができました。

つまり、毎日朝風俗に行けば、早起きができるようですね。

 

30分前に再度確認の電話を入れ、そのまま決戦のバトルフィールドへ。

このとき、僕の不安はMAXでした。

お世辞にもコミュ力があるとは言えないし、

そもそもこういう場所に慣れていないので、緊張しまくりだし。

 

とはいえ、もう中に入ってしまえば

「なるようになる」と流れに身を任せるしかありません。

なので、あとは『その時』を待つしかできませんでした。

 

 

そして、『その時』がやってきました。

ついに初めての対面を果たしました。

体つきこそ、謳い文句どおり『ぽっちゃり』とした感じでしたが、

僕はアリな人なので、そこは全く問題にはなりませんでした。

 

こういう場で一番ポイントとなるのは『顔』です。

ここで『アタリ』か『ハズレ』かが決まると言っても過言ではありません。

先に結果を言えば、アタリでした。

ひと目見て、可愛らしいなぁ、という感情で埋め尽くされました。

ストライクゾーンが広くてよかったです。

(そうでなくてもアタリだったと思います。)

 

 

正直、いざ始まってみると、さっきまでの不安が嘘みたいでした。

自身の緊張をネタにしてなんとか会話しようとしていたのですが、

お相手の方のフォローとかもあって会話もはずみ、

気づけばふたりとも生まれたままの姿になっていました。

 

シャワーを一緒に浴びる最中、

久々に見る異性の裸に、たまらず僕は手を差し伸べました。

こんなにも柔らかいものがあったのか、と。

僕はもっと触っていたくなりました。

 

そして、ベッドに2人腰をかけ、改めて顔を見ると

やっぱり可愛く見えるんですよね。

危うくガチ恋してしまうところでした。いや、してたかもしれない。

こうなってしまうと、いろんな感情が湧いてきます。

まずは沸々と湧いてきたキスをしたいという欲望に身を任せました。

 

当然ながら、唇を重ねるだけでは物足りず、

お相手を抱きしめてみました。多分柔らかさはピカイチです。

中々感じることのない、人のぬくもり。

ここで初めて気づきました。

 

僕はこの肌と肌のふれあいと人の温もりを感じたかったのかもしれない。

 

と。

その時点でなんとも言えない多幸感に包まれました。

「抱いてさえいられるのならこれ以上の行為はいらないな」

風俗なのに、こんな感情をいだいてしまいました。

 

 

なので、今更ですが、皆さんの期待しているような内容は書けません。

多分レポートとして、このブログは最低です。

他の経験された方のような文才を発揮するのは、僕には無理でした。

ですが、僕としてはこれで良かったのです。幸せでした。

 

とはいえ、ただ抱き合うだけじゃ物足りなかったのは事実です。

手でも口でも抜いていただきました。良かった。

当然僕も攻めはしましたが、やっぱり慣れてないのでお察しです。

こればかりは経験がものを言いますよね。次回に期待です。

 

もう一つ後悔があるとすれば、僕の精力が足りなかったことです。

70分コースでしたが、2回で終わりました。十分ではあったんですけど。

どうすれば、精力がつくんですかね。いい方法教えて下さい。

 

 

ここまで書いて来ましたが、なんか先に述べた多幸感でいっぱいで、

それほど多くのことはできませんでした。

だから、内容もそんなに濃くは書けませんでした。

 

今回『ヘルス』に行った訳ですが、

なんか拗らせていた原因がわかったので良かったとはいえ、

改めて感じたのは、もう一度エクシードをリピートしたくなった上に、

別ジャンルの風俗を試してみたくなったということです。

 

『風俗』に関して高い壁を感じていたんですが、

行ってみたことでその壁が自分の中で壊れた気がします。

だからこそ他のタイプも試してみたいのですが、

残念ながら、この娯楽はお金がかかります。

またお金に余裕が生まれたら、また行こうと思います。

 

ということで、僕が某音ゲーサークルで

エクシードに行った最初の人になりました。

体型が気にならないのであれば、至って普通だと思います。

 

とは言え、エクシードに行ったことで、

過去の自分をエクシードすることはできたのでしょうか?

その答えはわかりませんが、この経験がいつか自信につながるといいなぁ。

 

 

 

ここまでの長文、ご拝読ありがとうございました。

コメントや感想等お待ちしております!!

 

ーーーーーー本編終わりーーーーーー

 

 

ここからは風俗レビュー関係なので興味ない人は飛ばしてください。

後日談、というか余談というやつです。

エクシードでスッキリしたあと、

ボルテの解禁をすすめるべく、あちょに行きました。

 

なんとボルテがうまいのなんの。

今まで全く手が届かなかったLv19の楽曲にクリアがつき始めたのです。

Lv18の楽曲もスコアを大幅に更新したり。

 

その中でもHE4VENのミス数が70と大幅に減少したのには驚きました。

これ、ワンチャン暴龍天受かるんじゃね?

と思ったので、追加されたばかりの或帝滅斗をクリアして、

HE4VEN回を受けました。

 

1曲目、Lord=Crossightをゲージ98%残して抜けました。

今までこれほどまでにゲージが残ったことはなかったので、

そりゃ心臓が跳ね上がりますよね。

 

2曲目、Black Emperorはラストでいつもどおりゲージを減らし、

残りゲージは20%でした。仕方ないね。

正直この時点ではあきらめムードを漂わせてました。

 

そして3曲目、HE4VEN ~天国へようこそ~。

補正ってすごいですね。

ポロポロこぼしながらも驚いたのは、

高速階段とデドゥドゥの部分でほぼゲージが減らなかったことです。

補正に耐えながら、ラストのウィニングラン地帯に到達したとき、

つまみがはずれないかどうか、ビクビクしながら鍵盤をしばいていました。

 

 

そして僕は暴龍天になりました。

 

 

ここまで急に地力が上がった要因を考えたとき、

その答えは明らかでした。

 

『エクシードに行ったこと』

 

エクシードに行ったことで、

音ゲーの面で過去の自分をエクシードできたのです。

(エクシードに費やしたお金があればもっとうまくなれるというのは内緒)

 

ここで僕は

『風俗に行けば、音ゲーがうまくなる説』

を唱え、今後実証に向けて頑張りたいと思います。